いつもなら、家族の予定を気にしながら過ごす休日。
そんな私にも、久しぶりに1人だけの週末がやってきました。
朝、目が覚めて「今日、何して過ごそうか。」から始まった土曜日。
ギフト券があることを思い出し
「久しぶりに、スタバでモーニングでも食べよう!」と
ガバッと起きて、そそくさと出かける準備をしました。
8時過ぎにスタバに到着すると…
すでに数人のお客さんが。
静かに話している女性2人組と、
1人でコーヒーを飲みながら
本や資格本?を手にしている人が数人。
休日の朝、
こういう過ごし方をしている人もいるのだなぁと
あらためて知りました。
私は、読みかけていた本「議論の極意」を
お供していました。
「議論」というと、堅苦しい感じもしますが
議論に近いことは案外日常にあります。
職場の会議、家族内の決め事、趣味サークル…
議論の仕方は習ったこともないし、
私は見よう見まねで話していました。
結局声の大きい人や、古株の人の意見が通って
モヤモヤすることもありました。
また自分の発言に自信が持てなくて、
後で「言わない方がよかった」のではと
引きずってしまったりもします。
そんな時に出会ったこの本は、
まさに「目から鱗」が落ちるようでした。
『「意見」とは「価値観+理屈」であり、
「議論」とは互いの意見を投げかけあうこと。
投げかけ合う「意見」は、価値観と理屈の両輪でつくられるもの』
論理の基礎として「三段論法」というものがあり、
議論に古来より用いられてきた。
①「大前提」(価値観から決定づけられている)
②「小前提」(事実など)
この①→②により
③「結論」が導き出される。
この「三段論法」を意識できるようになれば
まず自分で物事を決定していく時に使えます。
そして他人と話す時には、
相手がなぜそういう結論に至ったのか
「大前提」や「小前提」を知ることの大切さを
実感しました。
弁護士さんが書かれており
難しそうに一見思えますが、
内容はとてもわかりやすく書かれていて、
素人の私でも
参考になる点が非常に多かったです。
この本と静かな空間のお陰で、
有意義な週末のスタートを切ることができました。