「これから何か楽器を始めたいなぁ」と
考えていらっしゃる方もいると思います。
オカリナの良いところはたくさんありますが、今回は現実的なところで、良い点を1つに絞って書いていきます。
オカリナという楽器をオススメする理由
オカリナの1番の魅力は「優しい音色」
でも、そのことはまた次回に書きます。
今回は別のオススメ理由を挙げたいと思います。
それは、持ち運びしやすい楽器だから
「えっ、そんなこと?」
と思われるかもしれませんが、
これは私にとっては大きなメリットでした。
持ち運ぶのが大変な楽器を経験してきた
私は小学生からピアノを弾いてきました。
そして大学生の間だけチェロも弾いていました。
ピアノの辛いところ
ピアノはメーカーやサイズによって、
音色や鍵盤の重さ・ペダルの重さが違います。
発表会や試験、コンクールの時など
重要な演奏の場では、
リハーサルがなく
ぶっつけ本番が当たり前でした。
ただでさえ緊張しているのに、
毎回「今回弾くピアノは、どんな楽器なのだろう…」と不安を抱えながらステージへと歩いていました。
そして弾き始めると同時に
ホールの響きを耳で確かめながら、
ピアノの状態を手と指先と足先とで感じながら…
曲の出だしは毎回寿命が縮まりそうでした。
チェロも運べるんだけれど
花の大学生の時、私はチェロを弾いていました。
田舎に住んでいた私は、
大学に通うために、片道
自転車15分→電車20分→自転車15分かかりました。
そのためチェロを通学のお供にする日は、
チェロを肩にかけて自転車に乗り、
「こけたら大変!」とヒヤヒヤしっぱなしでした。
そして通勤ラッシュ時は、チェロの存在感で肩身が狭い。
また田舎の電車は20~30分おきにしか来ないので、
電車の待ち時間に、
「お買い物しよう♪」と思っても、
チェロを持った状態では、
商品棚にぶつかりそうだし、
服の試着も大変だし…
苦労が多かった。
オカリナの持ち運びのしやすさに感動
そんな私なので、
自分に馴染んでいる「My楽器」が持ち運べる
オカリナに感動してしまいました。
初めてレッスンの日、
オカリナを「ポン!」とバッグに入れて行った
身軽さは忘れられません。
オカリナのサイズ・重さは
オカリナは陶器で作られているのが主流です。
そしてメーカーや、音域によって
サイズ・重さが変わってきます。
一般的に、始めに手にするオカリナは
AC(アルトC管)と呼ばれるものです。
私が使っているオカリナACを計ってみると、
サイズは約横17㎝×縦10㎝×高さ5cm
重さは300g
です。
ハードカバーの本より少し重いくらいです。
旅先でも練習できる
持ち運びできる楽器なので、
旅にも連れていけます。
そして練習場所もいろいろとあります。
- 貸スタジオ
- カラオケボックス
- 河川敷
- 公園
などなど。
まとめ
今回はオカリナのフットワークの軽さについて
書いてみました。
ピアノは「楽器の王様」と呼ばれるだけあって、
オーケストラの要素を1人で演奏することもできます。
チェロの深くて渋い音色は、とても魅力的です。
でも私は、いつでもどこでも自分の楽器で演奏できる
オカリナに魅力を感じています。