オカリナの咲く庭

主にオカリナ関連、楽譜・伴奏音源などを載せます。好きな本も。

オカリナアルトC管、ナイト式・アケタ式どちらが吹きやすい?

オカリナは製作者によって

穴の配置が違いますよね。

私は最初の楽器選びの際、

何を基準に選ぶべきか迷いました。

「ナイト式」と「アケタ式」両方を吹いてきて、

どちらが吹きやすかったかなどを書いていきます。

オカリナアルトC管「ナイト式」「アケタ式」どちらが吹きやすいか

オカリナアルトC管「ナイト式」

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私は一番初めにポポロというメーカーの

オカリナを購入しました。

ポポロの穴の配置はこちらです↓

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この穴の配置は

「ナイト式」などと呼ばれています。

この穴の配置で製作しているメーカーは、

ナイト・オオサワ・ポポロなど

多数使われているようです。

 

次にティアーモ黒陶を購入しました。

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こちらもポポロと同様に

「ナイト式」の配置だったので

困ることなくすんなり吹くことができました。

オカリナアルトC管「アケタ式」

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次に購入したのがヨシツカオカリナです。

こちらは、穴の配置が「アケタ式」と呼ばれるタイプです。

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慣れるまでは、

最低音の「ラ」を吹く際に

左手の中指(3の指)を思わず動かしていましたが、

少しずつアケタ式にも慣れていきました。

 

「アケタ式」で、下のシ→ラへ移るときは、

右手の2の指の第1関節付近を

穴に当てて塞ぐだけでいいので、

合理的にも感じます。

 

「ナイト式」「アケタ式」どちらが吹きやすいか

両方のタイプを吹いてきて、

「ナイト式」の方が、音程が取りやすいように感じます。

 

「アケタ式」は、

右手人差し指(2の指)が

小穴に被さりやすいので、

小穴を塞ぎたくない場合(下の「以上」)は

2の指を少し立て気味にする必要があります。

 

もし同じオカリナで

「ナイト式」「アケタ式」を

選べるのであれば、

穴の配置という点では

「ナイト式」を選ぶもの良いかもしれません。

 

でもアケタ式のオカリナの方が

音色が良いならば、

私は「アケタ式」の方を選びます。

 

指使いは、慣れていくので

そこまで重視しなくても

良さそうです。

まとめ

「ナイト式」「アケタ式」以外にも、

穴の配置が違う種類のオカリナが流通しています。

 

楽器選びで一番良い方法は、

いくつか試奏してから

購入するのが良いようです。

 

「ナイト式」「アケタ式」の穴の配置の違いは、

慣れればさほど気にならないです。

長い目で考えると穴の配置よりも、

持ちやすさ音色の良さを

重視する方が良さそうです。

 

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